常識を疑ったりする話。


何かの折、常識を疑うような時には

ひいては自分自身を疑うこととなる。


なぜなら常識とは自身に内在するものではなく

社会のうちにあるものであるからだ。



全く悔しい。

定義も小難しいことも関係ない。


これは常識じゃでって自分で言ったところで

マイナールールでしかないことに気付かされる。


ほんと悔しい。

こんなことならいちごホイップクレープにしておけば良かったのだ。

生苺のシーズンだし。


そもそもどうしてこの店のホイップは

やや多めに入っています。

少なめご希望の方はあらかじめお伝えくださいみたいな


ホイップ常設してますという風な貼り紙トラップを設置しているのか。


いや、確かめなかった自分が悪いんだ。


生クリーム抜きアーモンドチョコバナナクレープに罪はない。

生クリーム抜きアーモンドチョコバナナクレープに罪はないんだ。


罪はないが後悔は深い。

海溝を覗き込んでいる。


骸やら何やらが雪のように漂い

リュウグウノツカイが泳ぎ

底では目の必要のなくなった魚たちが

感覚だけで獲物を狙っている。


そんな後悔の底。


まぁでも良いのだ。

次回から生クリームは入ってますかと

尋ねればいいし

リベンジマッチを果たせば良いのだ。


大人になるということは

好きな時にパーティーが開けるということ。



我々の究極のクレープの探究は続く。


そんな日。



next てむてむ’s hint 

分岐路