感情描写と天気の関係の話。


小説では主人公の心理と比例する様な

天気になることが多いって授業で習った。


たしかに、悲しかったら雨が降るし

モヤモヤしてたら曇り空みたいな気はする。


ただ現実で仕事のミスで休日発進することになって

直後にゲリラ豪雨なんて悲しみが過ぎる。


ゲリラ豪雨で風に揺れる大雨すら見える様な

天気だった。

遠くの視界はかなり悪かったけれど。


とにかく髪も顔もびしゃびしゃで

鼻をすすったら水を吸い込んでツンときたりした。


そもそもミスしなければ

そんな目にも合わなかったんだけれど

なんとも切ない日。


出来るだけミスは減らしたい。

謝って帰ってきてしまったけれど

本当なら帰って良いか聞いてから

帰るべきだったのかもしれない。


今の職場はバンダナは飛んでこないし、

まだ話終わってないんだけど!!って

怒られることもないけれど


勝手に切り上げて帰ってきたと思われてしまうだろうか。

ますますお腹が痛くなってしまった。


帰った頃にはすっかり晴れちゃって

モヤモヤした心模様とは対照的な

晴れ模様にまたモヤモヤって感じ。


ともあれ鍵が開けっ放しでたくさんのものが盗まれたとか

掃除した吸い殻から小火が出たとか

そういうことではなくて本当によかった。


本当によかった。


そんな日。