混ぜるな危険の話。


筋肉少女帯のまぜるな危険が好きで、

そもそも出会うなほんとそれ。


なんだか雪が降って指がかじかみ

外の景色が暗いと気分も沈むし

何もかも嫌になったりなんかして


混ぜるな危険。

シンクの洗剤、目に入る赤い文字。


自分の使ってる洗剤は、トイレ掃除に

時々サンポールとか使えば

綺麗になるんじゃないかと思うこともあるけど

基本的に混ぜて危ないものは一緒に置かれてない。


混ぜたらどうなるの?


クソ甘えんなみたいな

自分自身にはめちゃくちゃ厳しくて

他人にはあんまり……


いや人に厳しい人って何なんだろうな。

わからない、あんまり他人に介入したくないからかも。


その日なんだか、睡眠不足もあって

先払いした依頼をいつまでも着手せず、

(先に別の依頼が有るのもあるが)

昼間から酒煽って

恋人を振った振られた元鞘だとか

精神が不調だスランプだとか


ゲロみたいな言い訳(当人にとってはそうでないかもしれない)に

いい加減うんざりしていたのかもしれない。


わからない、自分がそうやって人に

迷惑をかけてきたから

かけまいとする今の自分と対立するのだろうか。


お金がないって言うから、

バイトするなら1ヶ月無給は辛いだろうから、

なんだろうな、どれもこれも自分が自分にしてやりたかったことなんだろうな。


自分の人生そんなことばかりかもしれない。

誰かにしてあげたことはして欲しかったこと


人と指差した先、見てるものが

本当に相手と同じものなのだと

確信もってそうだと言える?



さておき、彼女への依頼を

月末返金にしてもらうか、納品にしてもらうか

どちらでも究極もうどうでも良くなってきてしまった。


納期に間に合わないなら

返金してくれとメッセージを送ったことで

なんか吹っ切れた気がした。


自分のことは嫌い、尊大で恥知らず

世間知らずで、愚かで他人に厳しく

自分には甘い、嫌な現実からは逃げ出し、

思ったことは口にせずにはいられない。


幸か不幸か、自分はまわりに人を必要とするタイプの人間ではなかったので

人を踏みつけて歩く人生ではなかったと信じたい。


でも誰の足も踏まないで人生を終えることはできない。

できることなら踏まないで歩きたいよ。



追記


混ぜるな危険の歌詞を探して検索かけたら

混ぜるな危険 混ぜてみた が

予測変換に出てきて笑ってしまった。


混ぜるな。

しばらくはサンポールを使わない掃除法を

模索したい。


そんな日。