段染めの毛糸とストールの話。


飽きぽくてやだな。

秋ぽくてやだとかかっている。


最近は半袖着てても暑いみたいな

夏ですみたいな顔してたのに

めっきり肌寒くなった。


おかげで祖母に編んでいたストールが

マフラーでないと困るくらいの気温に

なってきてしまってまいる。


波波の模様編みストールと

段染め毛糸の模様編みストール

どちらも完成させて贈りたい。


なんだか暑かったり寒かったりで

体調崩してしょうがない。


夜も眠れないし

こんな夜更けに目が覚めてと思って

うだうだしてる間に34時と平気で過ぎていく。


眠れない夜が明けてどうしようもない日々

みたいな中で出かけると

どうしようもない思い込みみたいなものが

脳裏を掠めては去っていく。


あの夫婦も!あの子供連れも!!!!

早くきちんとしろと急かしてくる!!!

かくあるべきというモデルを見せつけてきている!!


みたいな。

そうでないことは分かっているんだけれど

そのうち、夕暮れ時の空みたいな


分かっているとそうかもしれないが

滲みあって溶けあって


あおやピンク、むらさきが渦巻いては

消えてして


いつかはそういった人を襲うのではないかと

夜に怯えた。


そんなことはない、安心して眠れ

お前は他人と暮らすのは不得手かもしれないけれど


空想の中の野山を駆けたり

サバンナを駆けるのは得意だろう。


今編んで段染めのストールが

なんだかそんな空模様に見えて


あぁなんかこんな綺麗な色なら

そんな悩みも無駄ではないのかもしれないという気持ち。


管理国家みたいな、この時期には

このようなライフサイクルを行け

さもなくば粛清みたいな

なんだかSFチックな世界に生きてるな。


ははは。


そんな日。