タイミングの話。


今日じゃない日の分。



なんかタイミングが噛み合わない。

気づくタイミングがワンテンポ遅れる。



例えばお風呂に入った後に

着替えを今日こそは用意しようと思ってたこととか。



似たことにちょっとごろごろしたいから

ズボンを履き替えようと思い

脱いでから、



そういえば父さんが下着姿で家を歩くなと言っていたことを思い出すとか。



そうならないために履き替えようと思ったんだけどな。



長ズボンでごろごろするのは、自分が持ってる数少ないポリシーに反する。


靴下も履いてごろごろしたくない。


ごろごろしてる傍らに猫がいるのは本当に幸福なことだ。

居ないのだけれど。


なぜか広い布団で寝ているときにはやってこないのだ。


猫のごろごろしたいタイミングなのかな。


やっぱりタイミングが合わない。


小学生の頃、大縄跳びのタイミングが計れなかったあの頃から

いろんなタイミングを身計り損ねてる気がする。


ゲームも映画も初日に駆け込めなくなってきた。

友人はなんだか何もかもすぐ飛び込んでる気がする。


ネコが添い寝してくれたらこんなこと考えなくても良いのにな。



ごろごろ昼寝日和。



そんな日。



もう何も頑張らなくて良いの話。



時々ぬるま湯に浸かってぼんやりしながら

お前はもう何も頑張らなくて良いと

天井を眺めたりなんかする。


そんな日はなんか心が薄暗い日だ。

決まって休みの日だったりなんだしてる。


妹が死ななくても就活は失敗していただろう。

なんで自分の方が生きてるのかなとか。

どんどん薄灰色の雲が心を覆っていくみたいだ。


そんな風になるとなんだか

お前はもう頑張らなくて良いって声に

うっかり耳を貸しそうになる。


それは良くないことだ。

わかってはいる、ただいつまでそれに抗っていられるだろうか。


もう何もかも疲れてしまったら、

あるいは、もう何もかも満ち足りてしまったら

自分は事切れてしまう気がする。


あぁ今日は良い日だな、とぼんやり思いながら不意に階段から転げ落ちそうな気がする。


職場で無理に笑うことはないさ。

もう疲れたろう。

そんな言葉に耳を貸したくない。


ただ漠然とした、これ以上自分はどこへも行かれないだろうみたいな気持ちが覆ってくるとだめだ。


どんなに自分を大事に思う人たちがいるとわかっていても、

わたしもいつか妹のように全てを投げ出してしまうんだろうか。


3月が終わって4月が終わって、

そんなことも忘れていたような気もした月命日の5月がやってくる。


書かなきゃいけないレポートが仕上がらなくて妹のベッドに寝転びながらサボっていた自分。


なんか変じゃないかいつもと違うようなと思いながら通り過ぎていく妹。


全てが過去のことだとは思っていても

なんだか不意にその日のことが思い出されてしまう。


全ては起こった結果から逆算して思い込んでいるだけだ。

ねえちょっと変じゃないなんて言えるわけがない。


彼女の手を振り払ったりなんかするんじゃなかった。

ネイルくらいいくらでも見せてやればよかったじゃないか。


3人でスクリーンに映しながら観た動画。

3人で行ったカラオケ。


その後にいろんなことを埋めるみたいに

2人で行ったカラオケも

2人で撮ったプリクラも


やっぱりなんか欠けているものをみるようで

今はもう姉妹だからと言って何かすることもなくなってしまった。


もう戻らないものなのか。

喧嘩するくらいなら話もしないほうが良い。


ぎこちない雰囲気が流れるなら

一緒の部屋にいない方が良い。


6年経っても元には戻らない。

欠けてしまったものは戻らない。


遺影の写真だけがいつまでも歳を取らないで

遺った自分だけがいらぬ歳をとっている気がする。


もう何も頑張らなくて良い。



そんな日。



花が咲き広がったりする話。




昨日の。



別に何かの花が咲いたりしたわけではない。


ここ何週間編んだり解いたりを繰り返して、やっとカーディガンにしようと思った物が

なんだか違う気がして編んだ先から別のものを編み始めている。


カーディガンだってあと1玉あれば出来上がってたかもしれない。


でもパステルブルーのカーディガンが果たして似合うのか。


気になってとても続きが編めなかった。



そうしてこうしてあって、バイラス編みのブランケットを編んでいる。


バイラス編みの三角ショールは編んだ。

波打つような模様が素敵だった。


今ちょうどおばさんの家に向かっているところだと思う。


空路かな海路かな、詳しいことはわからない。

とことこと向かっていることだろう。



話が脱線した。


今編んでるブランケットがちょうど

花が咲き広がっていくようなデザインで

とても楽しい。


もうどうしようもないくらい

ほんと最初に間違えていたみたいで

模様が多少(多少であって欲しい)

ずれているけれども


少しずつ大きくなっている。

願わくばこの花畑が毛糸玉に戻ることなく

無事完成してくれると嬉しい。


このブランケットの花畑みたいな

そよぐ風が、暖かな日差しが、

またゆっくり感じられると良い。


公園を歩いたりしたい。



明日はスーパーハイテンションで作業できたりしないかな。


清掃道具壊しそうで笑うな。

鏡がうまく磨けると良い。



そんな日。


味噌ラーメンと海苔のかほりの話。

昨日の分。


味噌ラーメンと海苔のかほり


お腹が空いている。

自分のお昼を食べた後なのにだ。


先輩の食べている味噌ラーメンと

コンビニおにぎりの

パリパリとした海苔の香り。


とても良い食べ合わせだと思う。


味噌ラーメンにのってる味玉と

海苔と焼き豚に思いを馳せてしまった。


美味しいラーメンが食べたい。

家で尾道ラーメンが待っている。


自分で前日から焼豚を作って、

味玉を作って、市販のメンマを入れて

考えただけでお腹が空いてくる。


自分のお弁当だって卵焼きと

おひたし、焼売、いろいろ入っていたけども


隣の芝生もとい、隣のお昼は青いんだな。

もう夕飯のことを考えたくなってる。


尾道ラーメンは水曜日。


雨が降って寒い今日の夕飯は

豚肉とネギの中華風おうどん。


仕事終わりに買い物をして

ネギを刻むのが今から楽しみだ。



そんな日。


気付いたら3月な話



全然更新できてない。

気まぐれに更新しよう。


気付いたら3月。


頭の中でよく分からないシャウトみたいな

意味のない文の羅列みたいなのが

不意に思い浮かんだ末聞こえたりする。


お前は人間!俺はたぬき!

みたいな。


朝の寝ぼけまなこでぼんやりしていた時に聞こえた。


そうだ、俺はたぬき。

今年はなんかたぬきがブームなのかな。

たぬきでめっちゃ攻めてくるな。


このよくわからない叫びの主、

叫んだ末だんごむしみたいになってる姿が

容易に浮かぶしなんとか叫ばなくて済むようになってほしい。


まぁそれもまた良き。


お前は人間、俺はたぬき。


ジョセフィーヌみたいな

たぬきだったらよいな。


なんか小恥ずかしい過去とか

やらなかったらよかった失敗とか

そうした陸続きの現在とか、


思い出しては叫んで丸まってる

小さい自分のボキャブラリー。


最近はなんだかとっ散らかってて面白い。


しょうがないじゃん。

お前は人間、俺はたぬきの精神でいきたい。



友人達は結婚したし子供もできる。


お前はたぬきなんだ、好きなタイミングで

野山をかけたら良い。



追記

思えば去年か一昨年はシマウマだった。

サバンナを駆けてた。




わくわくしたりする話



朝からヘアカタログを見ながらわくわくしてしまった。


いつものお店は放っておいても良い感じに仕上げてくれる。

ちょっとおしゃれなお店はおしゃれ前提なのでいろんな作業込みで格好良く仕上げてくれる。


なやむなぁ、またしば犬のお尻みたいな刈り上げも良いなぁ。

なんて。


友達の結婚式やってた駅にあった美容室も良かったな。


同級生と一緒に帰る気になれなくて

ひとり駅前で髪切ったんだけども

素直で良い髪ですねって良い褒め方だったな。


なんかしみじみしちゃいそうだけど

またそこのひとにカットしてもらうのも良いな。何年前かなって感じ。


わくわく、わくわく。

もうすぐ給料日、早く週末ないかな。

わくわく。


そんな日。




忘れるなどしてる話



なんだかよくものを忘れるようになって久しいような気もする。


最近は半ば諦めてるというか、それすらも忘れているような心地すらする。


昔はもっとしっかりしてたのに!みたいなことを相談したら


いやもとからそんな感じだったよと言われたりなんかもしてる。


良いんだけども。


おかげであと明日1日行けばお休みだ〜と

思ってからふと今日は金曜日だったとか


もう何もかも終えたぞ〜と思ったら健康診断の予約が待ってたりだとか


今のところ直前とかちょっと前に思い出してくれるのでありがたい。


あぁ〜とかがっかり〜とか

いろんな思いもするけども

そのおかげでなんだか日々に色がついてるような気がして

まぁ良いかなってなってる。


忘れてるおかげで深刻な悩みも忘れられてるしね。



ともあれ来週末は楽しみが待っているので

またお仕事頑張りたい。


そんな日。