行ってみたい国の話。



行ってみたい国の話、それはドイツ。

ドイツ語を習っていた頃、

話す方の授業の先生はよくドイツに

いた頃の話をしてくれた。


夏休みかどこかで希望制でドイツに

行く話が出ていた。


もちろんドイツ語を習っているので

ドイツ語で会話をしてもらいますという話しだった。


そのための渡航費が欲しくて

駅中のコンビニで働きたかったのだが

未経験で駅の朝の時間は難しいと思われたのか

何の連絡も来ず不採用になってしまった。


結果、あの文房具屋さんに流れ着いたのなら良かったかもしれない。

結局駅のバイトの不採用だった事で

何だかモヤモヤしながらも


いや、ドイツ語で会話できるほど

勉強してるのか?と言う高い木の葡萄を

眺めながら不貞腐れていた。


英語もドイツ語も文を読むことは

出来ても、その場で人がいる前で

喋らなくては、ましてや会話!と

思うと緊張してしまって

どうしても話すのは苦手だった。


ちょうどその頃妹が旅立ち、

自分も学校をしばらく休み

単位は先生のおかげでもらえたけども

ノートや教科書を覚えることしか

できなかった。


その後流れ着いた文具屋でお給料を貯めつつ

祖母にお金を借りたりして

初めてひとりで

北海道の友人を訪ねたりした。


北海道の友人を訪ねた話を掘り起こすと

そういえばドイツに行きたかったという

一見脈絡のない話をポコポコと思い出すのは

そういうことなのかもしれない。


何だかドイツ語勉強したくなってきたな。

大学の図書館は教科書や参考書もたくさんあって良かったな。

普通の図書館には無さそうだな。


ふむ〜。


そんな日。



追記

昔使ってた教科書が今は本ではなく

デジタル式になってて驚いてしまった。

時代だ……