体半分、心半分の話。
心半分の話はなんか、もやつくから
良いやて感じ。
人の心がないとか言われたりしたけども、
別れ際に散々なこと言ってくる人の方が
心ないので………
思い出はドライフラワーにしないで
さっさと燃やして灰にしていきたい所存。
体半分の話。
青々とした太めの芋虫。
最初は芋虫と気づかなかった。
体半分が踏まれてしまったのか
下半分なくなって地面に
貼り付いてしまっていた。
自分が掃除中に踏みつけてしまったのかと
まじまじと見たら蟻がなんとか
巣に持ち帰ろうと群がっていた。
踏みつけてしまったものではなさそうだった、
が
近くで見たことによって
この芋虫が生きている⁇ことがわかってしまった。
腹筋でもするように前後に揺れていて
身をよじっているのか
風に揺れていたのか、蟻の重みで
ゆらゆらしていたのか。
いずれにしてもひどく驚いてしまい
さっさと片付けることにした。
仕事が終わるのがなんだかやけに遅く感じた。
気分が逸れているからだろうか。
秋でも暑い日が続く、
虫はちぎれても生き続けられるのか
調べてみたら虫はなぜ存在するのかと言うような
自分も一度成らず思ったような
検索ワードが並んだ。
あの芋虫だって蝶になりたかったのでは
ないかと思うとなんとかなく哀愁を感じる、
最近は自分以外の存在意義を問うような
そんなことをしてる人を見たりなんだすると
自分自身はそんなに大層な人間なのか
翻ってくるような気がして
とても思うような気にはなれない。
誰にも個人を裁くことはできない、
マリリンも言ってた気するな
そんな日。