思い出の話。


すぐ忘れてしまう。

エピソード記憶意味記憶の話。


エピソード記憶は、ぁあこんなことあったな

みたいな思い出に関する話。

意味記憶は、単語や事柄の意味に関する記憶。


例えば掃除みたいに

エピソード記憶が収まるべきところに

収まるまでに時間がかかる。


こんなことあったなって言う整頓作業が

行われず、積み上がって崩れるなどして

なんだか嫌な思い出し方をするんじゃないか。


良かった思い出、嫌な思い出。

楽しかった思い出、嬉しかった思い出、

悲しかった思い出、腹が立った思い出。


しょっちゅう嫌だった思い出が

雪崩起こして目を怒らせてる気がする。


たまには最近の思い出も書いてよと言われたから。

整理がてら書いてみる。


でもやっぱり何書こうかなって

思い出そうとすると、

昔の記憶からになってしまう。


年を経なくても下から引っ張り出すよう

思い出すらしい。


数年前にセミナー教室に通っていて

本当はもう別のところへ行って

仕事探しをするところだったが


あなたみたいな人のところに仕事はない

(意訳)みたいなことを言われて

当時引きこもっていた自分が

父さんを泣かすまいと家を出たのに

自分の方が泣きながら帰ったのを思い出した。


引きこもっている人間にしても

より働けそうな人間を篩にかけて

残った上澄みを選別しているぽかった。


引きこもりというか

バイト経験しかない子を

インターンで働かせて人柄も見る

みたいな謳い文句だった気がする。


好きだったバイト先が無くなり、

本当はゆっくり別のバイト先を探すつもりが

当時付き合ってた人に

早めに次を探そうと言われて

パン屋でフルタイムで働き身も心も疲れて

その上振られてみたいな結果、

天井を眺めていたことを思い出す。


まぁフルタイムで働いてても

自分には合わなかったんだろう。

職場も恋人も。思い出にパンチ。


脱線した、ただそのあなたほんとに

働く気があるんですかとか

色んな日頃の鬱憤を気の弱そうな来客に

ぶつけてはらしてますみたいな職員にの人に


ここへ行ってみたらどうかと

言うそのセミナー教室へ

いつだったか春先かな、に通うことになる。



あの人苦手なんだ!ってあんまり

声を大にして自分はいうことないが、

すごい勢いで話しかけてきて

自分のペースを崩すような人は苦手。


そんなひとが隣に座るかもしれない。

これは最終日のことだ。


卒業の日にそうはさせまいと

早くここに座りなさいと呼びつけて

先着順の席に当時まだ付き合ってなかった頃の君を

自分の隣に着席させたことを思い出す。


自分のこと盾にしたでしょ!

なんて君の声が聞こえる気がする。

し、実際言われたな。



いつもそうだよ、君は自分を守ってくれる。

(本人の意思と関係ない時が稀によくあるけど)


あの頃飲み歩いていたお店に

昨日行きたいと駄々こねて連れて行ってもらって

いろんなことを思い出したりした。


そんな日。



追記。


掃除の話。

やっぱり自分のものじゃないからって

放り込まれるのは嫌いだ。


多少なりとも危うい均衡で

成り立っているのに

そんな置き方されたら傾いて

ひっくり返ってしまいそうだ。



たとえ、もうすでにおもちゃ箱ひっくり返したみたいな部屋だとしても!!!!